ThunderbirdアドオンbackupMail_at_Receiveの使い方
インストール
backupMail_at_Receive :: Add-ons for Thunderbird
Thuderbirdアドオンサイトに公開しているので、リンクをクリックしてダウンロードしたあと、アドオン>ファイルからインストールを実行してください。
設定
メール保存フォルダの設定が必須となります。
Thunderbirdのアドオン設定から保存先パスを指定してください。
正常なパスが設定されていれば、指定フォルダ以下に日付別フォルダを作成し、メールを.eml形式で保存します。
追加機能
コンフィグファイル(JSON形式)によるメールのフィルタリングができます。
{
"account": [
"account1@gmail.com",
"account2@gmail.com"
],
"address": [
"address1@gmail.com",
"address2@gmail.com"
]
}
accountに設定されたメールアドレスがto欄に含まれていれば保存対象とします。
addressに設定されたメールアドレスがto/from欄に含まれていれば保存対象とします。
なぜ作成したか
大量のメールを扱う方は定期的にメールを削除しないとThunderbirdが重くなったりHDDを圧迫して困ることがあります。
Thunderbirdのバックアップ方法として定番なのはThunderbirdのアカウントフォルダごと退避することですが、これは検索ができません。
たまに数年前のメールを引用することもあるので、退避したメールは簡単に検索可能にしておきたかったのです。
.eml形式であればThunderbirdで簡単に閲覧でき、添付ファイルも取得できます。grepやsolrなどで検索可能となるので、受信するたびに退避するアドオンを用意しました。
一括で退避する方はImportExportToolという有名なアドオンがあるので、そちらを利用したほうがいいかと思います。
※大量のメールをexportするのには結構時間がかかります。
.emlでファイルサーバーなどに保存したメールは、
オープンソース全文検索サーバー Fess (フェス) — Fess 9.3 ドキュメント
といった全文検索ツールの検索対象にしておくと便利かと思います。