2年ぶりにThunderbirdアドオン更新
やったこと
2年前に作成&公開していたThunderbird用アドオンを久々に更新しました。
経緯
- 2年前に所属していた会社はなぜかThunderbirdだけ使用可
- 月にGB単位でメールが溜まり貧弱な業務用PCのHDDを圧迫
- 数年前のメールを引用することが多く、検索出来る環境が必要
という事情があり、受信したメールを個別のeml形式で退避させておく必要がありました。
※すでに受信済みのメール保存は別のアドオンで出来ました。
ImportExportTools :: Add-ons for Thunderbird
受信済みメールはImportExportToolsで対応できましたが、
新規受信メールの保存が出来なかったので、新規受信メールの保存処理は自分で用意することにしました。
アドオン作成手順
Thunderbirdアドオン作成については日本語の情報があまり無いようなので、
Firefoxの情報を調べるか英語ドキュメントを漁ったほうが手っ取り早いです。
自分が作った時の手順はこんな感じでした。
- Thunderbirdアドオン開発者サイトよりサンプルを取得
- サンプルを書き換えて、自分のThunderbirdにインストール
- メール受信して動作確認
Thunderbirdの開発環境がよくわからず、
取得したサンプルアドオンがそもそも動かない問題もあったので、
規約ドキュメントを読みながら手探りで動くか確認するイマイチな手順になりました。
アドオンを公開している人がいるので、その方のアドオン(.xpi)を.zipに書き換えて改造しながら機能追加したほうがドキュメントを漁るより早い気がします。
アドオン公開
アドオンを登録すると、ボランティアの方がレビューしコメントをメールで送ってくれます。有志の方素晴らしい。
英語は苦手なので指摘を理解するのに苦労しました。
また、使った上でレビューをくれるユーザーの方もいますが、
英語で使用方法を書いていないと★1で怒る方もいるので、英語+母国語で解説を書いたほうがよいようです。
自分以外使わないだろうと思っていたら数十人が使っていたのでちょっとビビリました。
アドオンを公開しなくなった経緯
Thunderbirdを活用しなくなったから、です。
転職したらメール中心文化ではなくなり、アドオンを使う必要もなくメンテもしなくなりました。
このアドオンを使うくらいなら、チャットやファイルサーバーを利用して情報を集約する等ワークフローを変えたほうがいいと思います。